末期がんの症状との向き合い方、闘病の参考にしてください

末期がんとは

がん細胞が全身に転移している状態のことです。

がんは進行度で早期、中期、末期の3つの段階にわけられます。さらに医学では細かく分類されます。もともとのがん細胞の発生した原発巣の症状はさらに強まります。さらに、その周囲の臓器や骨などにも深刻な症状が現れてきます。

末期がんの症状

・出血や骨髄の造血機能の低下による極度の貧血

 

・腫瘍からの出血や血小板の減少による大量出血や、消化器官への転移による嘔吐や下痢

 

・白血球の減少により免疫機能が低下し、感染症の危険性の増加

 

・脊髄や骨盤に転移している場合、特有の激痛

がんの発生

がんは遺伝子の突然変異によって発生します。正常な細胞→過形成→軽度の異形成→重度の異形成→がん細胞と細胞ががん化していきます。

 

身体を構成している数十兆の細胞は、分裂・増殖と、「プログラムされた細胞死」(アポトーシス)を繰り返しています。この細胞の分裂、増殖の秩序が乱れると、身体が必要としていない場合でも細胞分裂を起こして増殖し、逆に死滅すべき細胞が死滅しなくなります。

 

このようにして生じた過剰な細胞は組織の塊を形成し、腫瘍あるいは新生物と呼ばれます。腫瘍には良性(非がん性)と悪性(がん性)とが存在します。悪性腫瘍は浸潤・転移し、生命を脅かすがんとなります。

LINK集